2020年03月14日
ヴィラ・デル・ソルとの出会い
私がはじめて『ヴィラ・デル・ソル』と出会ったのは昭和54年(1979年)です。
東京の友人に誘われて骨董品を見に行ったのですが、そのときはそのお屋敷が『ヴィラ・デル・ソル』であることは知りませんでした。
執事夫婦がいる、古風なお屋敷と言うのが最初の印象です。
お屋敷の女主人は料理研究家で、フランス語が堪能な様子でした。
彼女が「跡継ぎがいないので、この家も壊してしまおうと思う 」と言うので、
「だったら、私に譲ってください」と口にしていました。
経済的な負担も考えずに、衝動的に決めてしまった理由は分かりません。
運命的な出会いだったのだろうと思います。
この後、七年近くを掛けて、お屋敷を熱海に移築しました。
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